2月4日 風疹ゼロの日

2019年が幕開けました。本年もどうぞよろしくお願いします。

国立感染症研究所の発表によりますと、昨年2018年の風疹患者累積報告数は2917人だったそうです。

この数は2008年の全数届出数開始以降としては、2013年についで2番目に多く、2017年1年間(93人)の31倍だったそうです。

2018年第1週~52週までに先天性風疹症候群の報告はいまのところないとされていますが、

過去2012年に2386人、2013年に14344人と風疹の大流行時には先天性風疹症候群が45例確認されました。

先天性風疹症候群とは妊婦とくに妊娠初期に風疹にかかると胎児が風疹ウイルスに感染することがあり、

先天的に障害をもって生まれてくる可能性があります。

この事態を受けて国は平成26年に「風疹に関する特定感染症予防指針」告示し、

「早期に先天性風疹症候群の発生をなくすとともに平成32年度までに風疹の排除を達成する」を目標としました。

風疹の流行は過去の風疹ワクチン接種制度の変遷で説明がつき、とりわけ30代から50代の男性に風疹ウイルスに

対する免疫をもたない感受性者が残されたままです。

妊婦への感染を防止するには、妊娠出産年齢の女性および妊婦の周囲の感受性者を減らす必要があります。

国は昨年、2019年~2021年度末の約3年間にかけて、これまで定期接種を受けることの機会がなかった

昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性(39~56歳)を対象に風疹の抗体検査を実施したうえで

定期接種することを発表しました。

また、業を煮やした、漫画『コウノドリ』を出版する講談社は昨年ウェブサイト上で

風疹エピソード回の緊急無料公開(10月、追加12月)「コウノドリ4巻中」をしました。

劇中、主人公の鴻鳥さくらは先天性風疹症候群を

「とても、悔しいことです。阻止できたはずの障害ですから・・」と語っています。

今後、定期接種の実施動向に注意を払いながら、対象の男性は未婚・既婚問わず、周囲の女性のために

積極的な接種を心よりお願いします。

 

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