児童書「もしも地球がひとつのリンゴだったら」より

もしも45億年の地球の歴史を1年間に縮めたら・・・

1月1日地球が誕生

2月中旬ごろ月が現われる

2月の3週目陸と海と大気ができる。陸は分かれていくつもの大陸になる

3月の3週目海に最初の生命が生まれる

6月の中旬ごろにかけて海に藻類が誕生して光合成で大気中に酸素を放出し始める

6月末最初の氷河期が始まる

11月初旬べつの氷河期がおこる。小さな魚など高度な生命体が現われ始める

11月の終わりから12月の中旬にかけて新たにさまざまな生物が進化して陸に最初の生物が現われる

12月31日になってようやく人類登場

もしも35億年の生命の歴史を1時間に縮めると・・・

バクテリアのような単細胞生物が現われるのは最初の1秒

魚は51分10秒、両生類は54分10秒に登場

恐竜は56分に現われて、その3分後に絶滅

哺乳類は56分25秒に登場

初期の鳥が現われるのは58分

人類のもっとも初期の祖先は59分56秒にようやく登場

人類の直接の祖先、現生人類が現われるのは59分59秒8になってから

もしもあなたの人生が12枚に切ったピザだとしたら・・・

4枚は学校や仕事場で過ごす時間

4枚は眠る準備をする時間と寝ている時間

1枚は買い物や家の手伝いなどで使う時間

1枚は通学や通勤、旅行などの移動時間

1枚は食事の準備や食べている時間

のこりの1枚はスポーツやボランティア活動やレジャー、レクリエーションの時間

 

本書は大きなものを身近なものさしに縮尺して分かりやすく解説した児童書ではあるが、

読み手によっては広く深い意味を想起させる。

大自然に対しての畏敬、人類の傲慢さとか。自らに問うのなら、日々のわずらい事の小事たることを。

悠久なる時間の中では、一瞬に過ぎない一生をどう生きるの。昨日までの自分は何か遺してこれただろうか。

さて、明日はどう過ごそうか。十三夜の月に尋ねてみたいものだ。