野崎クリニック
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Blog大当郎の風

【冥利(みょうり)に尽きる:】

2022年11月19日

もともとは仏教用語で、「冥利」とは「知らず知らずのうちに神仏から受けているご利益」を

表す言葉だそうです。よって、慣用句の「冥利に尽きる」「○○冥利に尽きる」とは、

「知らないうちに受け取っているご利益がありがたいこと」

「○○の立場で(職業など)もって受け取ってご利益や恩恵がありがたいこと、喜ばしいこと」との

意味があります。

 

ひところのコロナの大流行も現在は下火で、落ち着いています。

当クリニックでも、立ち合い分娩が再開され分娩を待つご家族の姿を病棟でおみかけします。

ご出産直後でしょうか、ベビーベッドの上で白いタオルにくるまれた生まれたばかりの、

文字どおり赤ちゃんを目を細めて、スマホを向けていらっしゃます。

当クリニックでの最も幸せなシーンであり、わたくしたちにとっても最もうれしく、

ほっとするひと時でもあります。

「冥利に尽きる」とはこうしたときに使うものなんだと実感します。

 

ただ病棟の日常は大変忙しいです。

分娩は計画的にとしながらも、分娩の進行はひとそれぞれ、緊急に帝王切開になることもしばしば。

それで母子とも異常なければ結構ですが、何かあればその対処に、再びバタバタと。

それが夜間ですと、輪をかけて大変になります。

仕事ですから緊張感もちつつも淡々と対処していきますが、大変なときは、妊婦さんも同じです。

何のためにといえば、頑張って無事産んだお母さんに「おめでとうございます」を言うために、

元気に生まれた赤ちゃんの声を聞くために仕事しているようなものです。。

最近は、どの業界・業種も同じですが、人手不足です。殊に医療界は3Kと呼ばれ久しく敬遠されています。

多分に漏れず当クリニックも慢性的な人手不足状態です。

働く方の価値観や目的は異なって当然なことですが、喜びや感動は意欲を維持する、必要条件です。

給与や勤務条件に表せない、ちょっとの喜びや感動、発見や良い意味での期待外れ?が

モチベーションを上げることがあります。

実際に入職してみないとわからないことではありますが、ご興味を持っていらっしゃる方でしたら

お気軽にお問い合わせいただきたく思います。

有資格の医療者ばかりでなく、最近は多様なスキル(IT、コミュニケーション、企画など)をお持ちの方、

お世話好き、こども好きな方のご応募をお待ちしております。

 

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